TOP就活ヒント

就活アドバイス61:採用試験のグループディスカッション。私の会議経験では会議の最初のころの発言など誰も覚えていない。会議では誰もが言いたいことを言うがほとんどは結論には反映しない。一番影響力を持つのは最後の発言。全員言い尽した時自分の意見を入れてまとめる。

就活アドバイス62:グループディスカッション対策。反論するとき「貴方の意見に反対です」と言うと相手は気分を損ねる。「おっしゃるとおりですね。貴方の意見に付け加えますと…」と言いながら堂々と反対意見を言う。誰もがさほどロジカルではあり得ないので自分の意見が通る。

就活アドバイス63:「感動した本は?」という質問。これを聞く面接者ほど本を読んでいない。これはチャンス。自分のペースに面接のモードを切り替えられるからだ。「もしドラ」は相手が読んでいる可能性がある。プラハラード『ネクスト・マーケット』など良い。預言で遺書だから。

就活アドバイス64:とにかく面接では自分が得意とする領域に話をもってくることを考える。自分が経験し、深く考えていることについて。プレゼンでは自分が相手よりも知識が深いからこそ成り立つ。

就活アドバイス65:人にとって一番面倒くさいこと。それは考えることだ。大脳は多大なエネルギーを消費する臓器なのでサボりたがる。だからこそ良く考えている人の価値が高まる。面接者に「そこまでよく考えていますね」と言わせてはどうだろうか。

就活アドバイス66:他者の印象が、会ってすぐの短時間に形成されること。他者の人格判断で「暖かさ」属性が重要な役割を果たすこと。これらは心理学の知見から得られる常識。ここから面接の戦略としては面接の始まりの短時間で暖かい人格の持ち主と判定されることが必要になる。

就活アドバイス67:「失敗しないための…」というタイトルの書きものがあるが、なぜ「失敗を若いうちにするための…」でないのか。若い失敗は年寄りのそれよりリスクが少なく、得られるものが多く、打たれ強くなる。学生のうちに何を失敗したか、それを振り返ってまとめておく。

就活アドバイス68:「あなたは大学生として何を成し遂げましたか?」と成功体験を聞く企業は多いが「何を失敗しましたか?」と聞くのは少数。より正確に言えば失敗体験から立て直した経験がもっとも役に立つ。人は限られた経験しかできない。同じ時間でより深い経験を積むこと。

就活アドバイス69:自分の経験では三回まったくの新人に戻って仕事した。一回は四日市から名古屋支社に移って、二回目は名古屋から東京本社に移って、三回目は留学から帰ってマーケティング局に配置されたとき。こうした「這い下がる」経験は今にしてみれば有用だった。

就活アドバイス70:自分の夢をかなえるコツ。夢をいつも念じること。精神論ではない。ノーベル賞のHサイモンが言っているが、いつもそのことを考えることによって、毎日の細かな意思決定が累積し、夢の方向に人生航路が動いていく。夢は持つほうが持たないよりも有利。

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