広告論B(後期)
”マーケティング、広告の戦略づくりを考える”
最終授業のプリント(エッセンスが入っています)
[授業の目的およびねらい]
広告の知恵はビジネスで役に立つ
女性の進出が一層期待される広告ビジネスにおいて必要となる、広告戦略立案スキルを学ぶ。このスキルは広告作りに役立つばかりではなく、企業のマーケ
ティング職、営業職、総合職などで役に立つものである。また就職活動では自分自身をどのようにマーケティングし、コミュニケーションするかという「自分戦
略」が大切であるが、これにも活用できるスキルでもある。
広告による課題解決のスキルアップ
具体的には、広告コミュニケーションによる課題解決法について学び、以下のスキルを獲得することである。
1)消費者を理解し分析できること
2)問題解決のためのコミュニケーションを組み立てられること
3)コミュニケーションビジネスで必要とされる態度をつけること
4)課題解決型の人間になることである。
広告論Aは「教養としての広告」をその内容としている。この広告論Bは広告論Aを取らなくても理解は可能である。
[授業の概要]
スキルアップの授業 考える、アイディアを出す、発表するスキルアップ
授業は知識よりはスキルアップに力点が置かれている。毎回授業で講義とともに関連するスキルアップのための課題が与えられ、授業内で考え、解決する。授
業の中では主に日本、海外(米、欧、アジア)のテレビ広告が紹介され、これを基に考える。広告ビジネスでは「自分の考えを持つこと」、「自分の考えをコ
ミュニケーションすること」、「プレゼンテーションで説得すること」が大切であるので、授業でも積極的な発言や参加が高く評価される。
[授業計画]
以下の通りであるが、ゲストスピーカーとして広告会社で活躍している女性を招聘するので一部内容を変更する。
1広告ビジネスのスキルとは(オリエン)
2ターゲットを決める セグメンテーション
3ターゲットの特性を知る
4パーセプションを把握する
5ポジショニングする
6広告コンセプト(広告の訴求点)
7表現の理論と実際1
8表現の理論と実際2
9メディアミックス
10ゲストスピーカー(広告の実務)
111to1メディアの活用とIMC
12プレゼンテーション
13対人的な説得
14広告の効果とまとめ 〜広告ビジネスの智恵を生かす〜
[評価方法 ]
各回の授業におけるパーティシペーション、ミニレポート(コメントシート)と期末レポートによる。
出席・コメントシート 40% 期末レポート 60%
加点 PT +5 プレゼンテーション +20〜+40
なお、プレゼンテーションを行った学生については期末レポートが免除される。