広告論A
[コースの目標]
広告にはアイディアがいっぱい
日本の企業は広告費に6兆円に近い金額を使っている。そもそもは商品を売るために行っているのであるが、人々にとっては広告には色々なアイディアが含まれ
ており、また生活に色々な刺激を与えてくれるものである。
広告を学ぶ、広告ビジネスを学ぶ
この授業は社会と広告の関わり合いを理解し、広告について、広告ビジネスについて理解を深め、教養としての「広告」を学ぶのが主たる目的である。
常識としての広告を知る
マスコミビジネス、広告ビジネスに進む学生はもちろんのこと、広告に興味があり、教養として広告を広く知りたい学生を対象とした授業である。
[授業の概要]
広告を見ながら考える、発言する
授業の中では主に日本、海外(米、欧、アジア)のテレビ広告が紹介され、これを基に考える。授業は広告に関する教養、知識の講義と並行して、プレゼン
テーション技術のスキルアップに力点が置かれている。毎回講義とともに、関連するスキルアップのための課題が与えられ、授業内で考え、解決する。
広告ビジネスでは「自分の考えを持つこと」、「自分の考えをコミュニケーションすること」、「プレゼンテーションで説得すること」が大切であるので、授
業でも積極的な発言や参加が高く評価される。
[授業内容]
1広告と消費者(戦後の代表的なCMに見る広告の役割)
2広告の目的(啓蒙する広告:公共広告とマーケティング広
告:売る広告)
3ゲストスピーカー 株式会社メニコン代表取締役社長田中英成社長(予定)
”経営と広告を経営者から学ぶ”
4広告ビジネスの仕組み(メディア、広告会社、利益の仕組み)
5広告とマーケティング
6広告会社の仕組み(広告会社のプレイヤー)
7タレント広告
8広告におけるユーモアと恐怖
9日本の広告、海外の広告
10テレビ広告の特徴
11新聞広告の特徴
12プレゼンテーション
13ラジオ広告の特徴・雑誌広告の特徴
14クロスメディア戦略
15広告の将来
[評価]
各回の授業におけるミニレポート(コメントシート)と期末レポートによる。
コメントシート 25%
パーティシペー
ション 20%
期末レポート 55%
なお、プレゼンテーションを行った学生については期末レポートが免除される。