コンシューマービヘイビア 授業概要  
               
[授業の目的および狙い]
「消費者心理学」に基づく消費者行動論を学び、これに立脚したマーケティング戦略の立案を考える。つまりマーケティングプランナーのための「消費者心理学」である。
女性の「消費者洞察力」(コンシューマインサイト力)は高く、こういう力を生かして、企業の企画職、マーケティング職、広告分野に多くの女性が進出すると見られる。この授業では、消費者行動の理論的背景を学び、またそのビジネスでの応用スキルを取得する。

[授業の概要]
 消費者行動論の解説、ディスカッション、課題解決およびその発表を行う。
[授業計画]
1 9/30消費者行動を把握する  〜消費者をどう捉えるか〜
2 10/6ニーズとモチベーション 〜人はなぜ商品がほしくなるか〜+
3 10/13注目とパーセプション  〜人は何に関心を示すか〜
4 10/20記憶          〜人は何を記憶に残し、何を忘却するか〜
5 10/27知識形成と学習     〜人はどのように商品知識を得るか〜
6 11/10☆態度と態度形成(ネット授業) 〜人はなぜあるブランドを好きになるか〜
7 11/17パーソナリティとセルフコンセプト 〜性格によって消費行動はどのように異なるか〜
8 11/24ライフスタイル      〜ライフスタイルの違いは消費をどう変えるか〜
9 12/1価値観          〜価値観が決める商品選び〜
10 12/8家族と準拠集団     〜人は誰の影響を受けてモノを選ぶか〜
11 12/15サブカルチャーと文化  〜若者文化は消費にどういう影響を与えるか〜
12 12/22☆消費者行動プロセス(ネット授業) 問題認識 〜いつモノが欲しくなるか〜
13 1/12消費者行動プロセス 情報探索 〜商品情報をどのように得るか〜
14 1/19消費者行動プロセス 意思決定 〜購入の決め手は何か〜
☆ネット授業とは、ラーニングポータル(希望者にはプリント)で、授業資料、課題を提供し、履修者はラーニングポータルまたはペーパーで課題に答えるもの。締め切りは次回授業まで。
質問や意見などはターニングポータル、メール(hsuzuki@kinjo-u.ac.jp)で期間内ならいつでも可能。
[授業形式 ]
 この授業は知識を記憶・理解する授業ではなく、マーケティングや企画作業に知識を活用するノウハウを取得する授業である。
授業では30分〜40分の講義(質疑応答、企画作業、パーティシペーション)のあと、当日の課題に対してコメントシートに記述する。
[評価方法 ]
成績は出席点と各回の参加内容(試験、レポートによる評価は行わない)
[資料など]
 ラーニングポータル上に毎回の配付資料が掲載される。
[テキスト、教材、参考書等]
 テキストはラーニングポータル上にアップされているので詳しく知りたいときは参照可能。