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課題解決の手順
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問題の発見
 問題の発見の意義=「我が社の製品が売れない」PT
  売るようにしよう→値引きする、おまけをつける、セールスの尻を叩く
  うまく行くか?
   値引きすると価値が下がる・短期的に売れるだけ
   おまけを付けると価値が下がるかおまけをやめるとますます売れなくなる
   セールスの尻を叩く→とりあえず店の在庫を増やしてもらい、来月戻す
  原因がわからなければいけない もっと詳細に問題を掴まないといけない
   競合企業が強力なブランドを出してきた
   消費者が当社の製品に飽きてきた
   出荷先が減ってきている(あるスーパーのチェーンで売り場が縮小された)

1問題の再定義:まず問題の領域を明らかにする(必要ない場合も多い)
 我が社の製品が売れない→我が社の全ての製品が?
 売れないと言うが、一時的か、すこしずつ減って下がっているか
 他に当社で売れている製品があるか
 再定義後の問題「我が社のA商品が、当社で新発売したB商品のあおりを受けて短期的に売上がダウンしているが、これがそのまま続くか」
例題1
 ”面接に行くのだけど自分の自己PRにインパクトがない”
 就職活動/面接(主に集団面接)/自己PR
 定義後 「総合職の集団面接で他の人と比べると自己PRが相手の共感を得られていない」

例題2 コミュニケーションがうまく行かない
 誰とのコミュニケーションが良くないのか
 どんなときに良くないのか?など問題を限定しないと意味がない

2理想と現状の乖離:この問題について、望ましい状態と今の現状との差はどんなものかを明らかにしておく
理想: 面接の自己PRで相手を感動・共感を与える
現状との差:聞いてはもらっているが感動は与えていない
理想状態については具体的にどういう状態かを書く
 相手が笑顔を浮かべる、思わずメモを取るようにさせる、最後に「また君に会って話したいね」と言わせる・・・

3問題点の箇条書き:関連しそうな問題点、またその理由などをどんどん挙げてゆく
・感動を与えていない
・面接の相手の年代や立場を知らなかった
・面白い話題を持っていない←何を面白く思ってくれるか分からない
・大した特技がない←特技を自分で認識していない
・声が小さい、話し方が下手
・面接の練習不足
・就職活動のことは考えたくない
・自信がない表情をした
・上がってしまった←こういう場所に慣れていない


4問題点第一次マップ作成:問題点の関連図を作る

自己PRにインパクトがない←話し方が下手←こういう練習経験がない←就職活動を考えたくない
            ←PRするネタがない←なにがPRになるか分からない
                     ←普通の女子大生の生活をしている


5問題点マップの追加:の関連図を見ながらさらに問題点を追加する。


6重要問題点の指摘:マップが出来たら、どの問題を解決するかを決める
 どれが重要か 根本
        大きい問題
        解決可能性


7課題を決める
 



課題:情報化の実態・現状「デジタルディバイドの問題」
PTで問題の再定義まで
  高齢者の情報化の遅れが大きな社会問題を起こすと想定される

 どういう問題があるか
  人々の間にデジタルの利用、利用能力に違いがある

  情報化(ネット以外で、オートメ化、高度情報処理に伴って生じている問題)(次回)
 
ではデジタルディバイドが引き起こす問題にはどんなモノがあるだろうか
解決すべき課題は何であろうか


問題例
 面接に行くのだけど自分の自己PRにインパクトがない
 アルバイトをしている日本料理屋さんの客足が落ちている
 学校に行く日はいつも朝寝坊してしまう
 
 広告論のレポートがどうしても書けない
 パーティシペーションで手を挙げるのに躊躇してしまう

 日清のカップヌードルの値上げで購入者が減っている。どうしたらよいだろうか。
 競合の企業が同じような商品を低価格で発売した、どうしたらよいか。
 女子大生を引きつける番組を作りたいがどうもよく分からない


関連する問題やその原因などを考える
 面接に行くのだけど自分の自己PRにインパクトがない
 →面接がもともと不得意
 →どこに眼をやって良いか困る
 →自分の良さが分からない
 →自分の良さに相手が気づいてくれるか気がかり

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